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モクゴの愉しみ@高崎芸術劇場が無事に開催されました。(2023/12/16)

  • 執筆者の写真: Miyuki Arai
    Miyuki Arai
  • 2023年12月25日
  • 読了時間: 7分

クリスマスですね!昨日の朗読コンサートも無事に終わり、今年のコンサートが全て開催された喜びと寂しさの共存。どちらかというと寂しさが勝ってる感があります。


モクゴの愉しみ、木管五重奏の演奏会。

こちらも実にいい演奏会だったなーと思っております。企画のファゴット原梢ちゃんが本当にたくさんのアイディアと細かいオーガナイズをしてくださり感謝です。


梢ちゃんとクラリネット木幡亮仁さんは前からご一緒させていただいておりますが、今回初めましてのお二人、群馬在住オーボエ石神智子さん、京都在住ホルン水無瀬一成さん。

お会い&ご一緒するのはめちゃくちゃ楽しみなのですが、やっぱり少し緊張します。

こちらも楽しみと緊張の共存。こちらも楽しみが勝っていました!

智子ちゃんも水無瀬さんも本当に素晴らしくて、素敵なお方。

出会いっていいなーと改めて思いました。


そして、本番前の2夜という短い時間しかないリハーサル。

タイミング、音楽の持って行き方、、、などなど。課題をクリアしながら進みます。

勉強になるーー。

なんでもそうだけど、木管五重奏は特に響き方が大事だなと思いました。

そこには音の出る仕組みが違う点があります。

フルートのような息がダイレクトな『エアーリード』

オーボエ、ファゴットの板2枚による『ダブルリード』

クラリネットは板1枚とマウスピースの『シングルリード』

ホルンは金管奏法『バズィング』


バラバラなんですよね。

だからこそ、響きと色彩感が美しい!!!

綺麗に響いた時の幸せ感ったら、もう。


今回、時間がない中ですが、一つの響きとしてお客さまにお届けできたと思っております。


プログラムにもクリスマスやディズニーメドレー等の曲も。

ディズニーメドレーとアナ雪が難しかった!!

あんまり演奏しないので逆に新しいw

掴めてきたら、すっごく楽しくアゲアゲで吹きましたw


そしてニノ・ロータの作品も初めてで。

イタリアの鮮やかな色彩感とイタリア語の軽快な音楽。

また演奏したいです。


ミヨーのルネ王も楽しかったし、ハイドンのディベルティメントもモーツァルトのキラキラ星も入っているとプログラムが締まる!!


そして、今回は質問コーナーがありました。

予想を遥かに越えるご質問がステージに届きました。

ステージ上で感激。

全て答えられなかったので、こちらにも載せさせていただきます!!


12月16日の全てのご質問がこちら↓


【5人それぞれへの質問】

①自分の楽器の好きなところは?

→様々な時代の曲があるところ(Fl)

→音色のバリエーションが豊富なところ(Ob)

→優しく暖かい音色が出るところ(Cl)

→金管楽器は勿論、弦楽器にも木管楽器にも混ざれること、内声だから(Hr)

→落ち着いた音色と煙突みたいな形(Fg)


②おすすめのモクゴナンバーは何ですか?

→イベール、フランセ(Fl)

→プーランクの六重奏曲(木五+ピアノ)(Ob)

→クープランの墓(Cl)

→ダンツィやライヒャの古典もの(Hr)

→ルフェーブル、クルークハルト、タファネル(Fg)


③吹く前のストレッチ等があれば教えて下さい。

→肩甲骨(回す)と首(伸ばす)のストレッチ(Fl)

→リードだけで吹いてアンブシュアを確認(Ob)

→大きくあくびをして緊張をほぐす(Cl)

→胸郭を開く(Hr)

→腕を回したり肩甲骨を寄せたりして上半身の力を抜く、骨盤を立てて深呼吸できる姿勢を意識する(Fg)


④本番前のルーティーンは何ですか?

→白湯で喉を潤す(Fl)

→特にないですが、緊張から逃げないこと(Ob)

→集中力維持のため食べ物を食べない(Cl)

→ゲネプロ(本番当日のリハーサル)をダラダラやらない、あまりたくさん食事をしない、無駄話をしない、軽く仮眠をとる(Hr)

→イメージトレーニングをしつつ静かに過ごす(Fg)


【フルートに関する質問】

①高音で響きのある優しい音を吹くにはどうしたら良いですか?

→口や顔の筋肉に頼らずに速い息の流れを作ってみてはいかがでしょうか。

②黒・金・銀色の楽器ではどんな音の違いがありますか?

→黒檀は木の暖かみのある音、金は華やかで力強い音、銀は渋く深い音

③低音をしっかり深い音で吹くにはどうしたら良いですか?

→息の量は少な目にしてゆっくりした息で。

④木管から金属製に持ち替えたのはなぜですか?

→五重奏のバランスを考えて持ち替えました。

⑤音の切り方を綺麗にするにはどうしたら良いですか?

→下顎を分らないくらい少し上へ向かってスライドさせると良いと思います。


【オーボエに関する質問】

①タンギングを悪目立ちさせずに周りになじむようにするにはどうすれば良いですか?

→常に舌の位置がリードの近くにあるようにロングトーンの時から意識します。

②きれいな音が出ません。

→リードを変えるだけで音色は変わります。気持ちよく吹けるリードで良い音目指して練習しましょう。

③高い音が出ません。コツはありますか?

→高い音は金管楽器と同じように息のポイントが変わってきます。詳しくはぜひレッスンに来てください(笑)


【クラリネットに関する質問】

①上手に吹く方法・コツはありますか?

→第1に息をたくさん使うこと。第2にその息の圧力を支えるアンブシュアを。その2つをやりながら指やタンギングの練習を!

②息が続かなくて疲れてしまいます。どうしたら良いですか?

→息継ぎも音楽の一部にしましょう。フレーズが切れないように上手に息継ぎが出来れば、こまめに息継ぎをしても聴いている人は違和感を感じません。

疲れないためには、息を使うことに慣れるよう反復練習も大切です!

③どうしたら速く指が動きますか?

→普段の生活では使わない薬指や小指の動きを中心に練習しましょう!

④高音を厚みのある音で吹くコツはありますか?

→高音を吹く時は噛む力が強く、口の中が潰れやすくなるので音が硬くなりがちです。口の中の空間を思っているより広くとる(下顎)ことで音が柔らかくなります。


【ホルンに関する質問】

①スラーを綺麗にする方法はありますか?

→実際に声で歌っている時の声帯(喉とは違う)のテンションと同期させること。順次進行等であればヴァルブの切替時に息を満たすこと。跳躍であれば下の音をギリギリまでたっぷり鳴らすこと。

②金管楽器におすすめの基礎練は何ですか?

→ロングトーンは骨格(音色の土台)、リップスラーは筋肉(フィジカルトレーニング)、スケールは皮膚(スキンケア、メイク)。あなたが足りていないと思うところがおすすめの練習。

③柔らかい音を出す方法を教えて下さい。

→息のスピードはゆっくりで息圧は強く(ブレススピード=息圧では無いことを理解する)。楽器に息を入れに行かない(前に息を吐かない、真上に吐く。マウスピースと唇が密着しておれば勝手に息は楽器に入るので)。

④高音を楽に吹き続ける方法を教えて下さい。

→そもそもそんな方法は無い。身体が楽をすると口に負担が掛かってしんどい音になる。皮の厚い硬い風船を膨らましてごらんなさい、それなりに力が要るでしょう。このエネルギーは力みでは無く、風船を膨らませるのに必要なエネルギー。高音も同じで、アパチュアが小さくなる(息の出口が狭い)ので息が通過しにくいから、しっかりとした息圧が必要なのです。そうすると、自分の身体はしんどいが「楽に音を出しているように他人からは聴こえる」ということを理解して下さい。

⑤木管楽器に溶け込めるような音色の出し方を教えて下さい。

→③に同じ。また、木管より音量面でうるさいと言われがちだが、だからと言って音量を絞るだけだと逆に音色が硬くなってうるさく聴こえるので、音を線で捉えない(逆に太いマーカーみたいに捉える)こと。


【ファゴットに関する質問】

①好きな部位はありますか?

→全部でファゴットなのでどこも好きですが、ハンドレストを留めるネジです!初期不良の物を20年我慢して使っていたことを楽器を買ったお店で話したら、その日のうちに新しく作ってもらえたので、オーダーメイド感があって気に入っています。

②美しい低音を出すにはどうすれば良いですか?

→色々な人の良い音を聴いて、自分の理想を持てるといいと思います。おなかの支えを意識して、喉と口の中を開いて息を下向きに、低い声を温かい息で出すようなイメージで吹くと鳴りやすいと思います。


以上です!!

いやー、面白い!!勉強になります!!


ご来場いただきました皆様、高崎芸術劇場の皆様、お手伝いしてくださった小山ねーさんと皆様、共演の智子ちゃん、こわたん、水無瀬さん、こず!!

ありがとうございました!!


そして

Frohe Weihnachten!








 
 
 

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