2023年12月24日、朗読コンサート『どんぐりの家』無事に開催されました。
- Miyuki Arai
- 2024年1月15日
- 読了時間: 5分
まだまだ被災された方々の毎日が落ち着かないものだと思います。寒くなってきましたし、日々大変なことと思います。早く落ち着きますように。
友達のSNSでTポイントで寄付が出来ると知り、自分の持っていたポイントを送りました。SNSで発信してくれたのですぐに出来ました。こういう情報共有はとても助かりますね!
本日は2023年のあぽろんずクリスマスコンサートのレビューを!
だいぶ時間か経ってしまいましたが、今もコンサートにご来場いただいた方々にお会いするとその時のことをお伝えくださり、今も(自分で言ってしまいますがw)いいコンサートだったなと。
今回は山本おさむさんの作品『どんぐりの家』の朗読コンサート。障害を持つ子供と家族、ご近所、学校、社会との関わりをテーマにした漫画です。
このコンサートは主催のM' Navi Station音楽畑の廣澤社長の企画でした。このテーマで公演をしたいというのが廣澤社長の『夢』。その思い入れは強く伝わります。廣澤社長は10年前に藤岡市の特別支援学校を立ち上げた先生の一人です。教員としてのたくさんの想いや経験の中で、定年前のとても大切な時間だったのだろうということがお話から感じ取れました。
この物語が持っている力強さと社長の想い、この公演の選曲を担当してほしいとご連絡をいただきました。これは責任重大だと思いながら担当させていただきました。
まずは一気に漫画を読みました。その時点で胸が締め付けられるような感情、温かくなる感情、希望、前進。。。いろんな気持ちが現れました。
いよいよ台本が届き、選曲の始まりです。
これはクリスマスに『生き方』を問うという、素晴らしい内容だと思いました。と同時にどんな曲を持ってきたらいいか、雰囲気やニュアンスがお話の前から後ろに違和感なく繋がなければならないと。お話の内容が鮮明なうちに次へ繋ぐための緊張感と演奏時間。
とにかくありったけのフルート三重奏の楽譜を引っ張り出してきました。
楽譜と台本を並べて、これは合うかどうか。。。
今の時代、インターネットで簡単にいろんな音源が聴けて(感謝しかない)それに助けられながら進めていきました。
映画やドラマなどのサントラって本当に大変なんだなー、責任重大なんだなーと今回ひしひしと感じました。
その中で、選曲させて頂いたのは
石毛里佳 作曲 『碧い月の神話』
高橋宏樹 作曲 『月明かり照らす3つの風景』
A. アルビージ 作曲 『小組曲 第二番』
草川信 作曲 『ゆりかごの歌』
草川信 作曲 『夕焼け小焼け』
意図的ではなく邦人作曲家の作品が中心になりました。
そして、全てが『月』と関係のある内容。
この後にプログラムノートも担当させて頂いたのですが、その時に気がつきびっくり。こんなに繋がるものなのか???と。
今回は一楽章から三楽章を通して演奏するのではなく、全てお話の間の合うところでバラバラに持ってきて演奏するので、通常のコンサートのようには演奏しません。それでも楽章ごとの持ち味はとても聞き応えのある素晴らしい作品でした。
プログラムノートも最初は曲についてを書いていたのですが、なんか違うなと思い全て消去w
私の思ったことの方が合いそうだな、消してしまえーー!!とw
お話からきたインスピレーションと曲の持つ美しさ、この2つを自分の言葉で表現させていただきました。
企画の廣澤社長にプログラムノートのデータをお送りするときに、今回の公演の意図と合っているかと正直不安でしたがオッケーだったので安心しました。
いよいよ朗読青柳美保さんとあぽろんずわたちゃんつーちゃん私、音楽畑の社長とモン様。合わせが始まります。その時点で、美保さんの伝わる朗読に触れて、涙を我慢する私たち。
最初から空気感とチームワークは最高。2回目の合わせは全てが整った感じを確信し、今回の公演への気合いが高まります。
コンサート当日、会場である境赤レンガ倉庫。趣のある会場。そこで伊勢崎高等特別支援学校生徒の皆様のアート作品の展示や、ハンドメイドの数々が販売されました。朝会場に入ると、特別支援学校の先生たちが作業していらっしゃいました。素晴らしい作品の数々、コンサートへのエネルギーがぐっと上がるのがわかります。
マイクチェック、サウンドチェックが済み、あっという間に開場。続々とお客様がご来場です。あっという間に満席。いよいよ、クリスマスイブの朗読コンサートの始まりです。
最初にエドナ・マシミラさんの『天国の特別な子供たち』という文章。
......略.....”この子は特別の赤ちゃんで、たくさんの愛情が必要でしょう。略.....どうぞ神様 この子のためにすばらしい両親を探してあげてください。神様のために特別な任務を引き受けてくれるような両親を......略”
この文章の持つ愛と温かさに包まれて、本編の始まりです。
会場全体がすぐにその世界観へと入りました。
子供に障害があることを目の前に、受け入れ、向き合い、乗り越え。。。
明日への光がそこにある。
前半が終わった時には、お客さまもスタッフも我々も同じ気持ちでした。
泣いたら吹けない、我慢しないと。と自分達に言い聞かせ後半の始まりです。
試行錯誤しながら、これからの生活に大きく強い希望を見つけ進んでいく。
ご来場いただいたお客様、伊勢崎高等特別支援学校の先生方と生徒の皆様、企画の音楽畑さまと廣澤社長とモン様、朗読の美保さん、あぽろんずわたちゃんとつーちゃん。皆様に心から感謝しながらアンコールのホワイトクリスマス。
続けて多久潤一朗さんの『春讃』。
この時にお客様の表情を見たとき、それが素敵すぎて涙が止まらなくなってしまいましたw
もう、全然吹けない、何も吹けないw
舞台上でこういうの
人生2回目です。1回目は9年くらい前の通訳の時。そして今回。
私はやっぱり自分の仕事が大好きです。

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